▲斜め棒銀 対 △四間飛車【実戦】1
24で指した一局。
私は後手で四間飛車。
戦型は2筋突き捨て有りの▲6九金型斜め棒銀。
飛車をお互い相手陣に設置し、△8八銀と打ったところ。
ここから▲同玉か▲4九歩がよくある進行。
本局は▲5九金寄。
うまい手がないかと考えたが、
案の定よくわからない。
△7九角と繋ぐ手を考えたが（△8九銀▲同玉△5九龍の狙い）、
局後の検討だと▲4四馬と攻防に利かせる手がありダメそう。
そこで△8九銀不成▲同玉とし、
△5一金引▲2一飛成を入れてから△7七角。
後で調べると、この局面は
木村-森内(2000・棋聖)と同一局面らしい。
木村先生は▲7八玉！と強く受けたが後手勝ち。
本局は▲4九歩。
飛車が使えなさそうなので△3七飛成としたが
当然▲6一馬△同金▲6二銀。
△同金▲7一銀△9二玉としましたが
これは▲8五桂で負けですね。
実戦は△9二玉に▲8二金だったので
△9三玉▲8五桂△8四玉でなんとか逃げ出す。
続いて▲6二銀成△8八銀▲7八玉△6六桂▲同歩△8九角▲5九玉△6六角成で当面の危機を脱出。
次に▲8六金だったので△5七桂で相手の方が投了。
最後は△4七竜でも良かったかもしれませんが
怖くて指せませんでした。
（秒読みで▲7五金△同馬▲4七金の局面から分からなくなった）
本局は上述の▲8五桂まで進めば負け。
どこが悪かったのでしょうか？
△7七角の前に△5九飛成▲同金を入れることも
対局中に考えたが、今でもあまり自信はない。
(もし△5九馬と金を取っても馬が玉から離れてしまう。)
少なくとも、第３図で△6二同金は明らかに悪手だったので、
△3一歩の我慢は必要だったでしょう。
以下、7八か8八に金や銀を打たれて△4四角や△8五桂と繋ぐ感じだったのでしょうか。
確かにこうなればなんとか攻めが続きそう。
終盤強くなりたい...
